2022.09.12(月)
アクティブライフ神戸
初夏の出来事 ~ご報告~
梅雨が明ける頃、
中庭のくすのき周辺に夏野菜が沢山育ちました。
かぼちゃの花が咲き、
大きなカボチャも出来ました。
つやつやしたピーマンやなす、
ミニトマトも赤く色づき始めています。
収穫をいつにしようか? と話している頃、
「何か変?」
カラスがいつもより大きな声で鳴き、
中庭に立入ると急降下で
傍まで飛んでくること度々。
そして、肩に止まりそうなくらい接近。
カラスの行動は非常事態を教示しているようでした。
「カラスの子が木から落ちている」
かぼちゃの葉の下に小さなカラスを発見
親ガラスは、くすのきから落ちた子ガラスを守る為に、
威嚇攻撃していたようです。
とは言っても中庭は憩いの場、
カラスの攻撃は大問題。
関係機関に相談すると
「巣立つまでは見守ってください。
3日~1週間くらいで巣立ちます」 との返答。
と言うことで、カラスが巣立つまで
中庭は出入り禁止としました
親ガラスも子ガラスに危険がないと
判断したのか威嚇はなくなり、
子が鳴く声に返事をし遠隔の見守りを続けていました。
子ガラスも慣れてきたようで
中庭の野菜畑周辺をピョンピョン飛び跳ねていました。
3日程すると体も少し大きくなったようで、
時々小さく羽ばたく様子もありました。
フェンスに頭を何度もぶつけながら
飛ぶ練習をする子
それを遠くから鳴きながら見守る親。
それを数日繰り返し、やっと巣立つ日が来ました。
親たちと空に向かって一緒に飛んでいく姿を
想像していたのですが、
実際は隣のエリアに飛び損ねて不時着。
その後、親の鳴き声に誘導されながら
ピョンピョン進んでいきました。
カラスの子を身近
にじっくり見るのは初めてでしたが、
親が子を見守り成長を促す様子に
少し感動してしまいました。
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